Pain of love

コミック

雪のちらつく夕暮れ時、主人公は会社からの帰宅をとげると、自宅前である少女と思わぬ邂逅を果たす。「伊織…か?」そうつぶやくと少女の口から「…にぃに…」と懐かしい声。3年ぶりに再会した彼女…伊織は当時近所に住む親戚の娘で、彼女の境遇が母子家庭ということもあってか、主人公は何かと幼い伊織の面倒を見ており、彼女自信も彼の事を「にぃに」と呼んで慕っていた。しかしその後、伊織は母親の再婚を機に遠方へと住まいを変えると、実の兄妹ように慣れ親しんでいた二人は、以後ずっと疎遠になっていたのである。主人公の知らぬ間に、美しく成長を遂げていた伊織。だが、なんだか様子が変だ。制服のリボンは乱れ、顔には擦られたようなアザ、昔から似合っていたメガネも心なしかズレているよう。不穏な空気を察した主人公にぃには、伊織を自宅へ招き、来訪の目的とその身なりについて質問するが、彼女は、来る途中転んだだの、ただにぃにの顔が見たかっただけだのと、どうも歯切れが悪い。しまいには迷惑だったよねと、両手でスカートをギュッと掴んでは、今日の来訪は間違いだったとでもいうような後悔の仕草を取るが、その掴まれてシワの寄ったスカートの裾下に、赤黒い出血を見たにぃには、これはただ事でないと伊織に詰め寄ると、信じがたい光景を目の当たりにして驚愕の形相に変わる。彼の見た出血は、スカートの裾下のさらに奥底から伸びており、たどってみるとそれは、彼女の性器を源泉としていたのだ。本来の喜ばしい事と真逆の事態であることは火を見るより明かで、尚も問い質すにぃにに、伊織は、苦痛もこれまでと観念しながらも、また新たな苦痛を選ばねばならない自分の不運を呪うかのように、ゆっくりと口と開く。その忌むべき真相に打ちのめされ「そんなっ…!!」と絶叫するにぃに。愛して止まない伊織を穢した、その恥辱の刻印には彼女の義父が絡んでいた。伊織は、血縁ではないとはいえ我が父親にレイプされたのである。