深窓の(単話)

コミック

名前も知らなかったクラスメイトのことを、気付けば目で追うようになっていた。ひとたび目に留まればどんどん増えていく彼女の情報と想い。たまに見せる幸せそうな笑顔は恋に落ちた心を弾ませる。意図せず残らされた放課後、屋上階段から聞こえた物音を辿るとそこにはすやすやと眠る彼女の姿があった。近付くことのできる最後のチャンスになるかもしれない…そうして手を伸ばし触れた唇は、今まで知らなかったような恍惚を齎す。手遅れになる前に話さねばと思った瞬間、指に舌が絡み付いてきて…?