その手をとって(1)

コミック

転校を繰り返す少女、弥月。何度しても慣れることのできない転校初日の周囲からの好奇の目。どうせすぐまたここも引っ越すのだと思うと、友人を作る気にもなれない。だが、明るく声をかけてきたクラスメート、結子の笑顔を見た途端、胸がときめき顔が赤らんだ。思わぬ自分の心の揺らぎにとまどいながらもトイレに向かう。そこは昔ながらの汲み取り式だった。しかも用を足し終わると、便器から不気味な触手が無数に這い出てきて弥月の服の中に入り込み、はいずりまわり、穴という穴を蹂躙し始める。