秘雌くらべ[前編]

コミック

「華道の宗匠の家に嫁いで三年。家元だった姑が亡くなり、夫の姉や妹をさしおいて私が後継者に選ばれました。未熟者のうえに、本来ならば嫁の私に資格はないはず。ですが『無心に花を活ける様は先代そっくり』との義父の裁定には誰も逆らえません。でも…でも…無心どころか、花を活ける私の心中は淫らで邪な妄想に満ち満ちていたのです。あの…男の人の…精臭によく似た里山の花々の卑猥な匂いを胸いっぱい吸い込むと私の脳髄は熱く痺れ、子壺にタネ汁を注ぎ込まれる瞬間に焦がれて下半身は疼き潤み…。そうした私の意地汚いメスの本性を義父は見抜いていたのです」