たんぽぽの卵 最終章(1)

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海辺の町でケガの療養をする少女と、その世話をする少年。少女は生贄として小舟に乗せられ、男達に犯される試練に最後まで耐えられず、柱を手放して海に落ちたのだった。少年は少女の身体をすみずみまで丁寧に手ぬぐいで拭き清める。少年は言う、本当は自分の家の番だったと。もし自分が女だったら生贄の役は彼が務めるはずだったのだ。そんな話を聞いても少女は乾いた笑い声をたてるだけ。少年を誘惑して深海より息苦しい世界の底へと連れてゆく。